フェンダーアウトレットダクト製作


主にフロントフェンダー上部に付けるアウトレットダクトを作ります。

今回は何セットか作る予定なのでまじめに(?)メス型を作ります。

←こんな感じが完成予定で、これがマスター型で、既に出来上がっちゃってますが、使用した材料は「スタイロフォーム」と「アルミ複合板」

作り方はシンプルで、40mm厚のスタイロフォームを4つ切り出し、それらしい形に削ったものをアルミ複合板に接着剤で貼り付けて形状の微調整を行ったら「発泡体用樹脂」を塗って固めます。

樹脂はポリトナー(黒)で着色してあります。

これにFRPを貼ってメス型を作りますが、離形処理は以前は離型ワックスを何度も塗り、最後にPVAを薄く塗布する王道の方法をとっていましたが、今は離型ワックスは1回、PVAをべっちゃり塗っておしまいです。

もっとシンプル形状ならワックス無しでPVAだけで抜くときもあります。


PVAは完全に乾くまでちょっと時間が掛かりますがワックスを何度も塗って拭くを繰り返すよりもラクだし、何よりすごく簡単に脱型出来ます。

ゲルコート代わりにノンパラ樹脂にポリトナー(緑)とタルクを混ぜたものを刷毛塗り。

割と厚めにボタボタと塗ってしまいます。


ゲルコートと違い、完全硬化は待たなくても大丈夫ですが、作業時間の都合で翌日まで放置、その後#230マットを2プライ積層。

もちろん#450を1プライでも問題ないですが、手持ちが#230しか無かったので。


更に翌日#230を4プライ程連続積層。

つまり#450だとトータル3プライ相当になります。

メス型の補強用に発泡面木も貼り付けてマットをかぶせておきます。


丸一日以上放置して硬化したら脱型。

ヘラを軽く差し込んだだけでポロっと脱型出来ました。

フェンダーダクトは通常2個セットで使うので、作業性を考えてメス型も2個作っておきました。

1つ目のメス型を脱型した際にマスター型が全く無傷で外れたのでマスター型を再使用して同じ工程でメス型を再度積層、脱型しました。

もしマスター型が破損したら成形品からメス型を取るつもりでいましたが手間が省けました。


メス型の離型処理は前述のメス型作りと同じでワックス1回、PVAべっちゃりで終わり。

成型品積層時はノンパラ樹脂にポリトナー(黒)を混ぜたものをゲルコート代わりとし、硬化したら#230を2プライ積層します。

脱型はメス型の時と同じで非常に簡単に抜けてくれました。

1台分の2個を成型してみました。

左が脱型直後、右がダクトの穴を開口して全体にペーパーをかけ、塗装準備が完了したダクトです。

サイズ感はこんな感じ。

一応タイトルは「フェンダーダクト」になってますが、ボンネットでもどこでもアウトレットダクトとして使用できます。